映画《イントゥ・ザ・ブルー》ネタバレ感想:一攫千金を夢見る若者たちの海洋サスペンス

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作品情報

原題:Into the Blue
公開年:2005年
製作国:アメリカ
上映時間:110分
ジャンル:ドラマ
監督:ジョン・ストックウェル
評価:75

主要キャスト

ジャレット(ポール・ウォーカー)
 財宝を積んだ沈没船を見つけることを夢見ている、ダイビングのインストラクター。

サム(ジェシカ・アルバ)
 ジャレットの恋人。サメの調教師。ジャレットがおお金持ちになることよりも、今の幸せが続くことを願っている献身的な女性。

ブライス(スコット・カーン)
 ジャレットの幼なじみ。弁護士。借金がある。悪人ではないが楽観主義で道徳的に問題がある。

アマンダ(アシュレイ・スコット)
 ブライスの知人。大量のコカインを見て大金持ちになることを夢見る。

ベイツ(ジョシュ・ブローリン)
 サルベージ業を営む男。ジャレットからは嫌われている。

レイエス(ジェームズ・フレイン)
 薬の密売人。

プリモ(タイソン・ベックフォード)
 クラブのオーナー。レイエスの部下。

ロイ(ドウェイン・アドウェイ)
 サムの友人。水上警察官。

ダミー
 ジャレットの友人。

西インド諸島バハマを舞台にした、海洋サスペンス。
1977年製作のアメリカ映画『ザ・ディープ』のリメイク版。
海底の景色が素晴らしく美しい。主人公の恋人サム役のジェシカ・アルバもスタイル抜群でかわいい。

あらすじ

ジャレットら4人は、南国の海中でスキューバダイビングを楽しんでいた。そのとき偶然外れた腕時計が海底へ沈んでいき、そこで沈没船を見つける。次から次へと見つかる短剣や装飾品に4人は驚喜する。
すると、ジャレットはその沈没船の先に海底に沈んだ墜落機を見つける。飛行機の内部にから大量のコカインを発見した4人は、沈没船発見者の権利と見つけてしまった麻薬を警察へ知らせる時期とのタイミングを計画する。しかし、次第に4人の間に亀裂ができ初め、マフィアや密売組織のブローカーも介入してくる。

弁護士なのに調子がいいブライス

 弁護料の肩代わりにもらった豪華な別荘やボート。さすが敏腕弁護士は違う。大金持ちの幼なじみと思いこんだジャレットだったが、沈没船引き上げの装備を買いに行った先でブライスの化けの皮が剥がれる。調子の良いことこの上ない。口先だけで渡り歩いてきたような印象を受ける

弁護士なのは事実だが、カジノで多額の借金をしているようだ。久しぶりに再会したジャレットに見栄を張りたかったのだろうが、人のお金を当てにするジャレットもジャレットだ。

金欲しさにアマンダの口車に乗せらせて、墜落した飛行機から6個の麻薬包を取り出す。あれほでジャレットから勝手なことはするなと言われていたのに。

アマンダと通してクラブのオーナー、プリモのもとへその麻薬を持ち込むのだが、そのプリモは麻薬の密売人と繋がっていてレイエスは飛行機が墜落しなかったらその麻薬を受け取ることになっていた本来の持ち主だった。

ブライスたちは麻薬の持ち主のもとへ売り込みに行ったことになるというなんとも間抜けな展開に。これに激怒したレイエスはジャレットを呼び出し、サムも巻き込まれていく。

なんとも迷惑な幼なじみだ。ブライスもアマンダも欲を出したからこうゆうことになってしまった。

自分の身勝手な行動でジャレットやサムまでも巻き込んでしまったブライスだが、全く反省の色がない。本当に悪かったと思っているんだろうか。この窮地をジャレットが何とかしてくれると思っている態度もはらただしい。

いつまでも夢見る少年のジャレット

ダイビングのインストラクターをして自分の船を持とうと頑張ってはいるようだが、ちょっと雇い主にうるさく言われたぐらいで切れて、殴って、解雇されてしまう。あれではいつまでたっても、一獲千金の夢は叶わないだろなと思っていたが、彼の運は本物だった。


沈没船を引き上げるのは相当のお金がかかるのは分かる。必死で働いて少しずつお金を貯めても夢の実現のためには相当に年数がかかるだろう。それよりも、資金を提供してくる知人を当てにしてしまうのは当然だ。

しかし、夢を追い続けるのもいいが、人のお金で夢を叶えようとするのもどうかと思う。

人のお金で沈没船を引き上げたら、その権利は見つけた自分のものになったとしても、利益はほとんど資金を出してくれた人のものになってしまうんじゃないだろうか。それでは次の沈没船を見つける資金も得られないのではないか。

それにしても、ジャレットの強運は本物だ。幸運と不運を同時に引き寄せる力がある。

偶然落とした腕時計の下に沈没船が沈んでいたのだ。しかも、その近くでさらに墜落した飛行機まで見つけてしまうのだから。しかも、その飛行機の積み荷が大量の麻薬だときたら、なんかやばそうな雲行きに。麻薬ときたら、麻薬密売人、マフィアと災厄が降りかかることが目に見えている。

この、麻薬を見つけてしまってからの急展開が面白い。それまでの、豪快な2台の水上バイクの水面を走る疾走感や、スバラシイ眺めの水中散策からの展開。水上バイクが空中回転するのをはじめてみた。

ジャレットはブライズと違って、人としても道を外れることは決してしない。ましてやブライスのように見つけた麻薬を売って金に換えようとは微塵も考えない。そこは安心感を持って見ていられる。

献身的なサム

4人の中で一番常識人であり不正を最も嫌う。ジャレットがマフィアの手先となって墜落機から麻薬を引き上げる作業を請け負ったことを知ったサムは、ベイツのもとで働くことは嫌がるのにマフィアのもとでは働くのはいいのかと問い詰める。

サムの身が危険だからとは言い返さないジャレットだがお互いがまだ愛し合っていることには変わりがない。愛しているからこそサムもそう言ったのだ。

サムがジャレットの次に信用できる人物、警察官のロイに助けを求めたのはよかったが、そのロイが信じていたのがベイツで一番の悪党がそのベイツだった。一瞬、ロイとベイツは通じているのかと思ったが、ロイもベイツに騙されていたのだ。巻き添えになってしまった可哀想なロイ。家族もいるのに。

ジャレットの人生一番の幸運はサムに出会えたことだ。

しかし、ジェシカ・アルバのなんてスタイルのいいこと。体脂肪が全くない引き締まった体。南国系のかわいい顔立ちとのギャップがいい。

まとめ

全く性格の違う4人が偶然にも見つけてしまった麻薬を巡って、展開するストーリーが面白い。しっかりそれぞれの個性通りの行動と取るのだが、そこへ良いやつ、悪い奴が絡んでてハラハラする場面も随所にあって最後まで飽きなかった。

最後には沈没船から金の延べ棒を見つけてしまったので、3人は大金持ちになるのだが(アマンダはいない)逆に彼らの将来が心配だ。中でも、ブライスはこれからもカジノに行きまくるだろう。サムは堅実だから、心配ないだろうが、ジャレットはどうなるだろうか。新しい船や装備を買って、次の沈没船を求めて世界中の海を回るのだろう。サムと共にいつまでもロマンを求めて。

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